2013年11月29日金曜日

ガンダムUC(5) 黒いユニコーン


 前巻はガーベイ一族の物語にバナージ達が付き合わされた印象があったが、今回は本筋にストーリーが戻ってきた。
ラプラスの謎解きはひとまず保留にして、バナージはオードリー(ミネバ)をジンネマンはマリーダを奪還するため共闘することとなる。相変わらず戦闘シーンは素晴らしい。高高度での重力を意識したモビルスーツ同士の派手な立ち回りは目が離せなくなる。
 ただ、本当に素晴らしいのは人間の細かい所作を顔の筋肉の動きに至るまで丁寧にアニメーションさせていることろだと思う。それによりキャラクターの動き、身振りでセリフとは相反するキャラクターの心情を説得力をもって視聴者に伝えることに成功している。ジンネマンとマリーダのシーンなんかその辺りがよくわかる。
 あと、ブライトがバナージを空へ送り出すシーンがあるのだけど、声優の演技だけでなく、ブライトの一挙一投足が非常に気持ちのこもった、一年戦争を闘いぬいた旧世代から新世代へのバナージに未来を託すような、そういう感情が伝わってくる良い場面だった。それに続いて、ブライトの想いを受けて、カイがジンネマンにマリーダ奪還作戦について、共闘を持ちかけるシーンがあるのだけど、短いながら非常に迫力のあるシーンでこれもよかった。
おいしいところは全部オリジナルガンダムからのキャラクターであるブライトとカイが持って行ってしまった気がしないでもない。
 とにかく、人間の芝居が素晴らしかった。何回も鑑なおしてしまいそうだ。








--
My Emacs Files At GitHub

0 件のコメント: